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ラブ(@Lab_tainan)です。
結婚に伴いジャックスカードプラチナの家族カードを発行いたしました。
カードが届いたのも束の間、2024年1月1日からサービス改悪になりました…
解約される方も多いと思いますが私たちは使い続けることにしたので、
サービス改定後のジャックスカードプラチナを妻にも分かるようにまとめました。
(私が拝見した限り正しい情報がYouTube、他ブログになかったのも理由です。)
案件でもないのでズバズバ言ってきます。
基礎情報
年会費 | 本会員:22,000円(税込) 家族会員:0円(2枚まで) |
国際ブランド | Mastercardのみ |
決済方法 | Mastercardタッチ決済 Apple Pay Google Pay |
還元率 | 1%~1.5%(年間利用額で変化) 月の利用合計額に対して200円につきポイントが貯まる |
ポイント利用方法 | 月の利用金額から1pt=1円で値引き |
ポイント有効期限 | 2年 |
利用限度額 | 不明(私の場合は200万円) 一時増額可能 |
付帯保険 | 旅行、航空便遅延、ショッピング |
その他特典 | ETC プライオリティ・パス(年6回) Mastercardコンシェルジュ J’s コンシェル Taste of Premium |
なぜジャックスカードプラチナを使うの?
私がクレジットカードに求める条件はこちらになります。
- 高還元率(クレカの支払いに充てたい)
- どんな決済手段でもポイントの貯まり方が同じ
- 海外に行く頻度が多い人に恩恵がある
- VISAは持っているのでMastercardが欲しい
結論から先に申し上げると、上記4つ全て満たし(てい)たのがジャックスカードプラチナでした。
ポイントについて
ポイント付与方式
ジャックスカードプラチナは月の利用金額の合計に対してポイントが付与されます。
200円ごとにポイント付与されるので、月1円〜199円しかポイントの取り逃がしがありません!
またジャックスカードプラチナはどんな決済手段でもポイント付与は一律です。
ApplePayでもQUICPayでもタッチ決済でも一律1〜1.5%です。
コンビニ利用で10%還元とかタッチ決済で5%還元のクレジットカードより単純明快で使いやすいカードです。
ポイント還元率が上がる仕組みについて
ジャックスカードプラチナは昨年の利用額に応じてポイント還元率が変わってきます。
2023年までは1.5〜2.0%でしたが、2024年からは1.0〜1.5%と改悪になりました。
昨年の利用額が50万円未満の場合は1.0%。
50万円刻みで0.1%還元率が上昇し、300万円以上の決済で1.5%になります。
還元率を上げるにはJACCSカードプラチナをたくさん使うこと。
特定のポイントモールを経由したり、関連サービスを契約する必要がありません!
実質還元率と損益分岐点
※ポイントを全てクレジットカードの支払いに充てる前提で話を進めます。
ジャックスカードではラブリィポイントが貯まりますが、クレジットカードの支払いに充てたい場合はJデポに交換が必要です。
そしてラブリィポイント1,000ポイントでJデポ1,050円することができます。
YouTubeやブログではこの点が忘れられていることが多いです。
実際の還元率に1.05倍かけた値が実質還元率になります。
改悪前の2023年までは年間利用額に応じてJデポが追加で貰えたので、実質還元率は最大2.43%になります。
年会費込みの損益分岐点は1,029,600円です。
一方、2024年からは年間利用額に応じてのJデポ配布がなくなり、年間300万円以上で8,000ラブリィポイント、年間500万円以上で10,000ラブリィポイントに変更になりました。
そしてJデポも交換レートもラブリィポイント1,000ポイント=Jデポ1,000円と改悪に…
Jデポの交換レート改悪はメールでの配信はされず、サイレントで変更した可能性があります。
改悪後は実質還元率は最大1.77%になります。
年会費込みの損益分岐点は1,571,400円です。
約3割ほどポイント還元率が低くなりました…
後述しますがこれでは海外事務手数料負けするので台湾生活中は利用しづらくなりました。
Lounge Key → Priority Passに変更
2023年まではラウンジ・キーでしたが、2024年からプライオリティ・パスに変更になりました。
会員ランクは回数制限があるのでスタンダード・プラスと思われます。
(年間費US$329。日本円だと51,000円)
- 年間6回まで無料(7回目以降 US$35)
- 同伴者は35ドル/回
- 家族会員も同条件で年間6回まで無料で利用可能
プライオリティ・パスはカードの郵送などは特になく、デジタル会員証での運用になるので楽です。
調べてみるとわかりますがプライオリティ・パスだとラウンジ利用以外にも制限エリア内のレストランやカフェの優待などにも使えます。
2024/7/28更新!成田空港で使ってみました。
プライオリティ・パスを使って成田空港第2ターミナルで粉もんが食べれます!
場所は制限エリアのお土産コーナーの近くの「JAPAN FOOD HALL」です。
エスカレーターを降りた地下にフードコートがあります。
鉄板焼 道頓堀 くり田さんがプライオリティ・パス利用可能です。
プライオリティ・パスを使いたい旨を伝えると限定のメニュー表を出してくれます。
そこで私が注文したのは大阪道頓堀セット。
モダン焼き、たこ焼き、どら焼き、飲み物のセットです。
値段は実際に注文すると3,600円ですが、プライオリティ・パスを使ったので0円です。
制限エリアの飲食店はどこも高いのでプライオリティ・パスが使えるようになってとても便利です。
海外利用に伴う事務手数料は据え置き
2020年2月から海外利用に伴う事務処理手数料が利用額の1.63%から2.20%に引き上げられましたが、今回の変更では変わらず2.20%のままでした。
楽天カードやエポスカードは2024年の4月1日から1.60%から2.20%と同率まで引き上げられました。
ジャックスのJCBカードは1.60%のままです。
還元率の改悪のため、海外事務手数料をポイントで相殺できなくなりました…
国際線手荷物無料宅配
国際線を利用するときに限り、荷物2個まで無料で宅配できます。(国内線も割引があります。)
集荷の場合は例えば友人と旅行する際に、自宅から1個、友達宅から1個と分けて集荷が可能です。
(宅配サービスの人に問い合わせて確認済みです。)
出発の時はJAL ABC空港宅配コールセンターに電話して家まで集荷してもらいます。
帰国の際は空港の宅配カウンターへ直接荷物を持ち込みます。
どちらも優待コードが必要です。
一回の宅配料金は3,000円前後なので国際線を4往復するのであれば年会費の元が取れる計算です。
詳しくはこちらをご確認ください。
ダイニング by 招待日和
有名レストランのコース料理を2名以上で予約すると、コース代金1名分が無料になるサービスです。
これは1ヶ月あたり2回まで利用できます。
国内外の有名レストラン約250店舗利用できるそうです。
一人当たりのコース代金が2〜3万円のお店がほとんどなので、このサービスを年1回使うだけでも年会費の元が取れます。(使えればですが…)
ドレスコードが設定されているお店が多く、私は一度も利用できていません…
2024/7/28更新!招待日和使ってみました。
招待日和のサイトから予約をします。
予約が確定するとメールが届きます。
訪問したのは汐留駅近くの「鮨 美寿思」さん。
二人で行きましたが一人分の値段(22,000円)でいただくことができました。
赤酢のシャリの寿司は初めてでしたが大変美味でした。浮いた分をアルコールに充てることができますし、招待日和を年一回使うだけで年会費の元が取れるのでとてもお得感があります。
その他特典
保険
海外旅行傷害保険
家族会員共に自動付帯です。適用期間は日本出発から帰国まで3か月間です。
航空便遅延費用も含まれます。
海外旅行保険でよく利用するのは傷害・疾病治療費用だと思いますが本会員は300万円、家族会員は200万円と心許ないです。
海外旅行の際は傷害保険が手厚い保険を契約することをオススメします。
詳しくはこちら。(公式サイトに飛びます。)
国内旅行傷害保険
公共交通機関の運賃、ホテル代など旅行に関わる費用をジャックスカードプラチナで決済しれいれば保険が適用されます。(利用付帯)
航空便遅延費用も含まれます。
詳しくはこちら。(公式サイトに飛びます。)
ショッピングプロテクション
本カードで購入された商品の破損・盗難・火災などで損害を被った場合、購入日より90日間補償が受けられます。
付帯保険|ジャックスカードプラチナ|クレジットカードのジャックス
年間最高300万円/90日間
(自己負担額:1事故につき3,000円)
カード盗難保険
盗難されて不正使用されても負担にならないようにする。
ネット安心サービス
ネットで不正利用されて損害を受けても届け日から90日以内であれば補償してくれる。
コンシェルジュ
今後も使う機会はないと思いますが、コンシェルジュサービスが利用可能です。
まとめ 不満はあるが解約はしない
まずは妻に伝える項目としては以下の通りです。
- どんな決済方法でもポイント還元率は一律
- 国内旅行の公共交通機関やホテル代は必ずこのカードで決済すること
- 海外旅行の際は無料で手荷物宅配できる
- プライオリティパスが年間6回使える
- ダイニング by 招待日和を年1回は使おう
ジャックスカードプラチナはステータスよりもポイント還元率を重視する人が契約するカードです。
Marriott Bonvoyカード(旧SPGアメックスカード)のようにカード特典に振り回されない、生活水準が上がらない素晴らしいカードでしたが、今回の改悪でジャックスカードプラチナでも特典を使いこなさないと年会費に見合わないカードになってしまいました。
コンシャルジュや不要なプラチナサービスを削ってポイント還元率は維持して欲しかった…
私の場合、
- 年間300万円は決済する(53,000円キャッシュバックなので年会費が浮く)
- 国際線手荷物宅配は年2往復は使う(12,000円得)
- ラウンジも年6回は使い切れる(桃園空港のラウンジは1回約5,000円なので30,000円得)
なので改悪後も年間7万円以上はお得のため今のところ解約予定はありません。
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