ラブ(@Lab_tainan)です。
台湾のタクシーは日本に比べて運転が荒いです。
（もちろん安全運転な方もいますが…）
私の場合、乗ったタクシーと原付が衝突事故起こしました。
怖すぎます。
なぜそんなに運転が荒いのでしょうか？
日本語ペラペラなドライバーさんのタクシーに乗る機会があったので、
いろいろ教えてもらいました。
結論 なぜ台湾のタクシーは荒いのか
台湾大車隊をはじめとした台湾タクシー（愛称：小黄）は、
契約方式がUberと同じような歩合制だからです。
要は人を乗せないと、1円も稼げないどころか赤字になります。
短距離の運賃はまるまる収入になるそうですが、中・長距離の運賃は一定額会社に支払うそうです。
またガソリン代や車のメンテナンス代を収入から捻出しなければなりません。
運転手曰く1日あたりの損益分岐点は1,300 TWDだそうです。
つまり稼ぐには人数を多く乗せなければいけない→運転が爆速になった結果、荒くなるというわけです。
台湾タクシー（小黄）の豆知識
乗車時の扉は自分で開閉
日本のタクシーは自動でドアが開閉しますが、台湾は自分で開閉します。
右側からしか乗り降りしません。
左側からの乗り降りは非常に危険です。
初乗り運賃
2023年4月から初乗り運賃は70 TWDから85 TWDに値上げされました。
桃園や新竹などは100 TWDです。
正直値上げしてもまだまだ安いです。
台湾ではアプリで配車が主流
最近では手を挙げてタクシーを捕まえることよりも、
アプリや電話で配車することが主流らしいです。
実際私も駅以外ではアプリを使っています。
一見さんには冷たい
これは運転手から聞いた話です。
観光客など、長期間お世話になる可能性の低い客には適当に接客するそうです。
正直中国語わからない私にとっては冷たいかどうかわかりません笑。
割に合わない配車は呼んでも来ない
これも運転手から聞いた話です。
渋滞に引っ掛かる、向かいに行く距離の方が長い場合、キャンセルやそもそも配車しても誰も来ないことがあります。
私も配車のタクシーが迎いに来てくれる途中でキャンセルされたことがあります。
ブラックリストに載らないための豆知識
ブラックリスト（無線着拒）に載ると、呼べるタクシーの母数が減ります。
タクシー仲間同士で共有しているそうです。
つまりタクシーが捕まりにくくなるということです。
台湾生活において致命傷になりかねませんのでブラックリスト入りを防ぐための豆知識をご紹介します。
固定客になる
通勤などでタクシーを使っている人は同じ運転手に頼むと良いそうです。
アプリで配車ではなくラインや電話で直接ドラバーに依頼するそうです。
固定客になることでドライバー、客の当たり外れがなくなるのでWinWinです。
熱心なドライバーは名刺を作っているので交渉してみると良いかもしれません。
低評価を押すと着拒される
アプリで配車、決済すると以下のような画面がでてきます。
ここで低評価（星１や２）を押すと着拒されるそうです。
何度か低評価押されると指導が入るそうな。
常識外れ、詐欺行為された場合は容赦無く低評価でも良いかもしれませんが、
それ以外は高評価を押す、または何も押さなければ大丈夫です。
予約時間に厳しい
ドライバーはたくさん人を乗せなければならないので、時間に厳しいです。
予約時間前に配車位置にいないと高確率で電話がかかってきます。
予約時間を10分とか過ぎれば配車キャンセルされ、着拒されます。
予約時間には余裕を持ちましょう。
高速道路を使わせないと着拒される
目的地が遠い場合、下道で行くか、高速道路で行くか聞かれることがあります。
帰宅ラッシュなどの渋滞時に下道を選択すると、次から着拒される恐れがあるそうです。
あとがき
今回はなぜ台湾のタクシーは運転が荒いのかご紹介しました。
運転が荒いのは給料が不安定なタクシー業界の闇が関わっていました。
運転は荒いですが、台湾のタクシードライバーはコロナで大勢が廃業になったそうです。
ドライバーの母数が少なくなってしまい捕まりづらくなっているので、
ぜひブラックリストに載らないような行動を取るようにしましょう。
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