ラブ(@Lab_tainan)です。
現在私は台湾に単身赴任、妻は日本で仕事しているので別居婚状態です。
別居婚には特有の問題があります。それは家計管理です。
別居婚では二人の収入・支出が別々になるため一般的には財布を分ける方が多いと思います。
しかし将来を考えて貯蓄・投資するにはやはり財布を一緒にすることが望ましいです。
支出が把握しきれずに無駄遣いをしてしまったりしてしまうからです。
この記事では別居婚の私たちの家計管理方法をご紹介します。
具体的には、
- 共通財布のメリット・デメリット
- 家計管理の方法
- 家計簿の付け方・支出の管理方法・おこづいの定義づけ
別居婚中の方はもちろん、家計管理に悩みを抱えている方にも読んでもらいたいです。
共通財布のメリット・デメリット
メリット
- 費用の公平性が保たれる
- 予算の立て方や管理がしやすくなる
- パートナーシップを深めることができる
やはり貯蓄しやすい環境が整うことが一番のメリットだと思います。
デメリット
- 個人の自由度が制限される
- お金に関する意見の食い違いが起こる可能性がある
- 共通財布が足りなくなると、個人で補填しなければならない場合がある
- 必ず送金の手間が発生する
「必ず送金の手間が発生する」とは、
給料は労基法によりの給与口座は労働者本人の口座以外設定することができません。
よって給与を受け取った後、共通財布用の口座に送金する必要があります。
家計管理方法
家計管理フロー
表にまとめてみましたのでご覧ください。
サブスクなどの固定費を一つにまとめる必要がありますが、大変なのは最初だけです。
私は台湾ドルと日本円で給料いただいています。
台湾ドルの給料からおこづかいと生活費を差し引いた金額を毎月タンス貯金し、帰国のタイミングで日本円に換金して入金しています。
家計簿の管理方法
マネーフォワード MEを使って家計簿をつけています。
家族共有機能が無いので一つのアカウントを共有して使っています。
貯金残高、投資評価額、マイルやポイント、確定拠出年金など身の回りのお金の流れを全て把握できるのでとても便利です。
おこづかいで利用しているクレジットカードや銀行口座はお互いのプライバシーの観点から紐付けしていません。
家計簿の付け方
生活費とおこづかいの定義づけ
生活費とおこづかいの考え方は夫婦で話し合って決めました。
マネーフォワードMEでの家計簿の付け方に関しては、
固定費・食費・日用品・交通費・その他特別な支出の5つで管理しています。
ジャンルの振り分けが難しいような支出はおこづかいにしているので非常に簡単です。
※2024年4月25日追記
高級品などを購入したいけどおこづかいが足りない!というときは家計内ローン(無利子)を組むことにしました。妻の金銭感覚を養ってもうらうのが狙いです。
予算の立て方と管理方法
下のような表を作成し予算を立ました。
食費などはマネーフォワードMEを参考にしました。
もし子どもが産まれたり、支出を切り詰めなければならない場合は、おこづかい額を減らして対応します。
一応結婚してから支出削減のために取り組んだことを紹介します。
- 重複しているサブスクの解約(アマプラなど)
- マイルやポイントの共有制度を利用
結婚前はお互い給料の範囲内で生活できていたので、
支出を切り詰めたりという節約は今のところしていません。
貯蓄や投資の方法
貯蓄目標の設定方法
日本FP協会のテンプレートでライフプラン表を作成し貯蓄の目標を立てました。
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet- 短期(10年未満で必要になるお金):450万円(犬の治療費と生活防衛資金)
利用口座)SMBC信託銀行 - 中期(10年〜20年で必要になるお金):800万円(教育費)
利用口座)楽天銀行と楽天証券(NISA以外) - 長期(20年以上先で必要になるお金):8000万円(老後など)
利用口座)楽天証券のNISA枠と一部個別投資
必要な金額感がわかれば年間どれぐらい貯蓄が必要かわかります。
一つの口座で目的別口座を開設できる銀行(住信SBIなど)を利用できれば管理しやすいのでオススメです。
投資信託の運用方法
全世界株と高配当株を50%ずつの割合で積立予定です。
妻が日本に住んでいることでNISAが使えます。
非常に助かります。
あとがき
別居婚の家計管理についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
円滑な結婚生活を送るためのヒントになれば嬉しいです。
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