イチョン(이천)は韓国屈指の企業群が工場を置くビジネスの街です。
日本から出張する方も多いと思いますが、どんな街か分からないと思います。
この記事を読めばイチョン(이천)がどんな街か理解できます。
今回はイチョン(이천)に出張経験のある私がどんな街なのか紹介します。
- イチョン(이천)はどんな街か
- イチョン(이천)と日本との違い
- イチョン(이천)へ出張するビジネスマン

2020年に社会人になり翌年から海外勤務を経験。
今後も海外出張・駐在の予定があるため非居住者になっても資産形成する方法を模索中。
今まで私が訪れた場所をGoogleマップで共有しています。参考になれば嬉しいです。
イチョン(이천)のロケーション
仁川国際空港から車で2時間ぐらいかかったと思います。
後述しますが車酔い必須なので酔い止め持参を強くオススメします。
イチョン(이천)は企業の工場が隣接する工業地帯とデパートなどの繁華街の大きく2つに分かれます。
2つの距離感は5~6kmほどなのでバスを使わなくても頑張れば歩くことができます。

平日は工業地帯側が、休日は繁華街が賑わいます。
工場地帯
工場の周りにはマンションやスーパー、カフェ、食事処があります。
アパレルや若者が遊ぶような場所は私が訪れたときにはありませんでした。
繁華街
買い食いのできる市場やデパート、映画館などあります。しかしソウルに比べると田舎です。欲しかった韓国のアウトドアブランドがスポーツショプで取り扱っていないほど田舎です。
ちなみにタクシーまたはバスを乗り継げばロッテアウトレットに行けます。

ロッテアウトレットにはUNIQLOがあります。
イチョン(이천)の人
日本語・英語はほぼ通じない
ソウルと比べても日本語・英語は通じません。ホテルの受付の方は日本語通じる場合があります。
店のメニューなどは全て韓国語なので勉強するか翻訳ツールを利用するかするしかありません。
コーヒー大好き
ほとんどの人がスマホかコーヒーを片手に歩いていました。
スタバやEDIA COFFEE、MEGA COFFEEなどの大手チェーン店の他にもカフェがあり激戦区となっています。
店員が自由
イチョン(이천)というより海外全般に言えることですが、店員は自由です。
私服で接客、暇ならスマホをいじり、客の隣でまかないを食べます。

日本が異質なのかもしれません。
イチョン(이천)の食べ物
焼肉、タッカルビ、ヤンニョムチキン、冷麺の他にチェーン店(ロッテリアやKFC、マクドナルドなど)などさまざまあります。
また韓国の海苔巻きのキンパ(김밥)やソーセージのスープ料理のスンデック(순대국)など日本ではなかなか食べることが出来ないローカル飯も食べることが出来ます。

韓国語が話せない方にとってはハードルが高いですが、
美味しい食べ物ばかりなので諦めないで!
イチョン(이천)の暮らし
キャッシュレス社会
イチョンは田舎だからクレジットカード使えないんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、日本の都会よりもキャッシュレスが進んでいると感じました。
3ヶ月滞在して自販機でジュースを買う以外はクレジットカードで決済できました。
なので現金の用意はほとんど入りません。

AMEXも認知度は低いですが一応使えます。
車社会
交通量が多いです。
自家用車(外車が多い)、タクシー、バス、バイクめちゃくちゃ走ってます。
とくにデリバリーのバイクが昼夜問わず走っています。
危険走行する人もいるので気をつけてください。
また韓国の運転は非常に荒いです。
急ブレーキ・急な進路変更は当たり前でとにかく急いで目的地に行こうとします。
はじめはこの運転に慣れずに車よする恐れがあるので酔い止め薬を持参することをオススメします。
ポイ捨て多い
工場が多いエリアはポイ捨てが多いです。
特にタバコの吸い殻が多いです。夏場は少し臭いです。
繁華街側はポイ捨てが少ないので綺麗です。
トイレがない
都内でもトイレがないコンビニなどありますが、イチョン(이천)はトイレがあるレストランやスーパーがほぼありません。
トイレがあっても店外にあったり、ナンバーロックがかかっているので店員にトイレの場所や暗証番号を聞かなければなりません。
韓国語を聞き取れない方はホテルのトイレしか利用できないと思った方が良いです。
最後に
イチョン(이천)無愛想な方もいますが、それ以上に親切な方の方が多い街です。
日本の偏向報道や韓国に行ったことがないであろう人たちのSNSでの妄言などは気にせず、安心して出張していただければと思います。
감사합니다(ありがとうございました!)
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